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テニスの王子様
■その他CP■

■大石×菊丸■ ・雛菊
■ 乾 ×越前■  ・悪戯































雛菊



「お疲れ様でした!!」

テニス部員の声がテニスコートに響き渡った。

「はぁ〜つかれたぁ。ねっ!大石!!今日、大石んち行ってもいい?」

部室で着替えながら、横で着替えている大石にそう伝える。

「ん?いいけど、今日親居ないから、大した物出せないぞ?」

「いいよー。俺は、大石と遊びたいんだから♪」

俺は着替え終わって、暇を持て余しながら、床に座り込んだ。

「そうか?英二がいいなら、来ていいよ。」

大石は、いつもみたいに優しく笑った。






─大石宅─


「どうぞ。入って?」

「うん。おじゃまします。」


何度も来た大石の家・・・・

どこに何があるのかも、分かってる。

もちろん大石の部屋も・・・・。

「俺の部屋行ってて。」

「おぅ!行ってるねー。」

大石の部屋は、階段を上がって廊下をずーっと行った左側。





この部屋で・・・・・初めてキスもした・・・えっちも・・・・。

初めての時は痛かったけど、今ではあんまり痛くない。

大石が上手くなったのか・・・・それとも、俺の体がえっちになったのか・・・・。

どっちか・・・それとも・・・両方か・・・・。




俺は、そんなことばっかり考えちゃうようになっちゃったんだ。

だって・・・なんか・・・したくてしたくて・・・・我慢できない程なんだ。

一人でしても・・・・大石が触ってくれないとイけない・・・感じ。

いっぱいして欲しい・・・・欲求が止まらない・・・・。




俺は、思わず傍にあった大石のパジャマをズボンの上からあの部分に擦りつけた。

「あ・・・・・んっ・・・・・大石の匂い・・・・・俺の体・・・・変だよ・・・・・」

「こんなに・・・・えっちじゃな・・・ったもん・・・・・。」

俺は、声を上げながら頂点に登りつめようとする。



部屋に近づいてくる音がする。

ドアが開く・・・・。

大石が俺の姿を見ちゃう・・・・。

こんな、恥ずかしい格好・・・・。



「えっ・・・・英二・・・・・」

やっぱり、思った通りの反応をした。

「大石・・・ごめんね・・・・でも、止められないんだもん・・・・

俺の体変なの・・・・・。大石にしてもらいたくて我慢できない・・・・。」

俺は、さっきの格好のまま大石を見上げた。

「それは・・・・誘ってるとっていいんだな?」

大石がゴクリと喉を鳴らす。

その瞬間、大石の唇と俺の唇が重なる。

徐々に強引なキスを求めてくる。

「大石じゃないみたっ・・・・・んっ・・・・」

「黙って・・・・・・俺・・・もう我慢出来ないんだ・・・・」

大石の左手が、俺の制服を脱がしていく。

そのまま、もう一度強引にキスをされ床に押し倒された。

圧し掛かってくる身体の重みを胸に感じ、息が苦しくなる。

俺の胸の突起を丸く指でなぞり、爪で少し強くはじく。

その痺れに思わず声を上げて、俺は大石の肩に掴まった。

「あっ・・・・・んっ・・・お・・・いしぃ・・・・・ふぅっ・・・・」

大石は舌を絡ませたキスをいっぱい、求めてきた。

「んっ・・・にゃっ・・・・はぁ・・・はぁ・・・・」

大石も俺と同じくらい息が上がってるのが分かる・・・。

「足・・・開いて・・・・」

右手でぐいと俺の脚を大きく開かせて、両足の間に大石の形の良い唇が触れる。

「あ・・・嫌・・・・大石っ!!それ嫌ぁ・・・・舐めちゃヤダっ・・・」

俺は、恥ずかしくて大石を押し退けようとした。

「慣らさないと痛いよ?ちゃんとしなきゃダメ・・・」

大石は強引に唇を押し付けて、舌を滑り込ませてきた。

「あ・・・あ・・・あ・・・やぁ・・・・お・・・しぃ・・・も・・・い・・・お・・・いしのっ・・・」

俺がそういうと、大石は俺から離れた。

だけど、かわりに太くて形の良い中指が俺の入り口に触れて、ぐりぐりと乱暴に撫でる。

大石の爪は綺麗に短く切り揃えてあるから、ちっとも痛くない。

・・・・だけど、一度挿入された事のあるその部分は、その時を思い出すかのように敏感になっていて、

少し撫でられただけでひくひくと震えているのが自分でも解った。

「もう・・・挿れるよ・・・・。」

大石の体温が入ってくる。

熱い・・・・中が溶けちゃいそうなくらい。

でも、大石の体温が入ってくる瞬間がやっぱり大好きで・・・

皆に優しい大石が、俺にだけこんなやらしい事。

こんな事されるなんて、恥ずかしいけど特別に扱われてるって思えて幸せ。

「あ・・・・あ・・・・・・んっ・・・っぅ・・・・」

ギシギシとベットが揺れる。

四つん這いで抱きすくめられ、背後から腰を打ちつけられる。

この体勢じゃ大石の顔は見えないけど、自分の顔も見られないで済む。

・・・今は、それが凄く助かる。

だって、泣いてても気付かれない。

困らせたくない・・・・。

俺が泣いちゃうと、大石心配しちゃうから。



今・・・・大石の家には、俺達2人の他は誰もいない事を知っている俺は

身体の底から声を出した。

誰にも聞かれないから、大石のためだけに・・・。



───俺の声、低くて、色気も無い声だけど・・・・

大石だけが知ってる。




こんな俺でいいのかなって言ったら

大石は、それでいいんだよって笑いながら言ってくれるから

きっと、このまま甘えちゃうんだろうな・・・・・・・。


大石の事が大好き。

この気持ちのまま、一生を過ごせたらどんなに幸せだろう。


END




久しぶりの大菊でした♪
頑張ってかなりエロくしたつもり(笑)
気に入って貰えたら嬉しいなぁ・・・。

明月春夜
2003.7.5