アオシマ。とムロイサン。
今日は、2人の非番が何ヶ月ぶりだろう?3ヶ月ぶり位に重なって
今、一緒にいる。
朝ごはんを一緒に食べてダラダラして・・・。
「青島・・・最近、してないが・・・・しないのか?」
室井さんが唐突に、口を開く。
「んー・・・別に。室井さんはしたいの?」
俺は、もう室井さん求めないから・・・
室井さんが俺に求めてくれたら、それに応える。
そう決めたんだ。
「いや・・・別に・・・。」
室井さんが俯いて答える。
室井さんを冷やかに見つめてる・・・俺。
こんな自分が嫌いだ。
「そう?ならいいよね?室井さんがしたくないのに、無理矢理なんて趣味じゃないし」
笑えない俺は、作り笑いを浮かべた。
室井さんが俺の顔を見ながら、不思議な表情をした。
「青島・・・無理してるのか・・・?」
顔が一瞬引きつる。
「えっ?してないよ。ぜんぜん無理なんて・・・・・」
沈黙が続く。
全てが見透かされるのが怖くて、室井さんから目をそらし
押し黙った。
口を開いたら・・・・辛くて苦しいのを全て吐き出してしまいそうだったから。
ふっと室井さんの匂いがして、暖かい腕の中に包み込まれた。
「・・・・・・もう、疲れた・・・・」
俺は、小声で呟きながら室井さんに体重を預けた。
「・・・・室井さんが俺を好きじゃないかも・・・とか作り笑いとか・・・」
室井さんは、優しく俺を抱きしめた。
「・・・・私も、青島がいつ私をいらなくなるか・・・気が気じゃなかった・・・
青島より年上のオジサンだから・・・。」
室井さんの声は、いつものような声ではなく、小さく・・・少し掠れた様な声だった。
「いらなくなんて・・・・ならないよ・・・・俺は、今でもこれからも・・・ずぅーっと室井さんが好きなんだから」
俺が顔を上げて、室井さんを見ると眉間にしわを寄せて辛そうな表情をしていた。
「そう言ってくれて良かった・・・。安心した。」
「室井さんだけじゃない・・・俺だって不安だよ。俺ばっかり求めて・・・・室井さんは求めてくれないから・・・」
「すまない・・・。恥ずかしくて・・・その・・・はっきり言えなかった・・・。」
室井さんの抱きしめている腕に力が入る。
「俺・・・室井さんの性格・・・分かってるつもりだったのに・・・ごめん。」
『これで、許して?』と言いながら、俺は室井さんに軽くキスをした。
室井さんは、ふっと笑いながら『許してやるか・・・』と呆れた様に言った。
でも、その後に室井さんからもキスをくれた。
END
微妙な終わり方になってしまいました・・・(汗)
これ、うまくまとまらなくて強制終了(笑)
うまく結末がまとまらないかと、試行錯誤しましたが・・・
無理でした(きっぱり/笑)
次回は、もっといいのを考えたいと思います・・・。
2004.9.9
春夜
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