大石助けて!!
不二の陰謀〜不二×菊丸〜
-6-
「あっ、そうだミーティング終わったから手塚、部室にいると思うぞ?」
それを聞くと、不二はクルッと廊下の方を向いて歩き出す。
「あ、大石・・・英二中途半端で苦しんでるはずだから助けてあげて♪
途中にさせたのは君のせいだからね。」
部室に向かう廊下の途中で足を止めて、大石にそう告げた。
あと・・・と言って英二の名前を呼び、「ごめんね」そう一言呟いた。
じゃあねと、笑いながら手を振って廊下の向こうに消えていった。
「ねぇ・・・大石・・・」
さっきから、小さくなって座っていた菊丸が大石を下から瞳を潤ませて見上げた。
「えっ・・・あ、なに?英二」
色っぽい顔にドキドキしながら英二を見る。
「あの・・・」
言いづらいのか、言いかけて口ごもる。
「どうした?英二」
超鈍感でその手には本当に鈍い大石はキョトンとしている。
もっと近くに来てと言う菊丸の傍に大石はよっていくと、菊丸は大石の首に腕を回し、
自分の口を大石の耳元によせて小声で手伝って欲しいんだと顔を真っ赤にして呟いた。
「てっ・・・て、て、手伝う!?・・・どっどうやって!?」
慌てた大石も顔を真っ赤にしている。
「擦って・・・も・・・自分じゃできな・・・」
恥ずかしそうに囁いた。
「わ・・・・わかった・・・さ・・・・・・触るよ?」
恐る恐る英二のソレに触る。
「んっ・・・ひっあ・・・・やっ」
自分が触る時とは違う快感が菊丸を襲う。
感じていることを示すように、菊丸の先っぽから透明な蜜が溢れ始めていた。
「え、英二、大丈夫か?」
今まで異性相手にこんな事をしたことがない大石は英二の反応にうろたえる。
大石は手を止め、心配そうに顔を覗き込む。
「んっ・・・大丈夫・・・はぁ、はぁ、もっと続けて・・・」
「あ、ああ」
続けてと言われ思わず強く握ってしまう。
「っひぁぁぁ!!やぁっ・・・」
痛いはずなのに快感に代わり嬌声をあげる。
「っ・・・・」
聞いたこともない悩ましい英二の声に大石も熱くなる。
「ふっぅ・・・大石?」
いつもと違う感じに疑問を感じた・・・その原因が何かはすぐに分かった。
大石の股間は膨らんでいたのだ。
そこを菊丸はそっと手で触れた。
「勃ってる・・・」
「うわっ・・・英二!やめろっ」
顔を真っ赤にして言う。
「したくなっちゃった?」
触りながら上目遣いに見上げる。
「ばかいうなっ」
手を押さえて英二の方に集中する。
「あっん・・・やぁ・・・そんなに強く擦っちゃ・・・あん・・・あっ・・・」
「んんっ・・・大石ぃ・・・まっ・・・待って・・・」
イきそうなのにも関わらず、大石の手を掴んで止めさせる。
「なに?早く済ませないと、部活始まるよ?」
こんな姿の菊丸を直視できないのか、目線をそらしてそう一言だけ言った。
「大石の・・・挿れて・・・。俺の中に・・・・お願い・・・」
自分が何を言っているのか言い終わってから分かって一気に赤面する。
「えっ・・・い、挿れるって・・・」
ビックリして英二の顔を見た途端大石も赤面する。
「・・・ここに・・・か?」
そんな体験をしたこともない大石は戸惑いながら英二の尻に手を滑らせる。
「う・・・うん・・・そこに・・・挿れて・・・」
赤くなりながら頷く。
「いいのか?いくよ、英二?」
そう言うと手加減をしながら奥の奥までしっかりと挿れる。
「あっ・・・・ひぁぁぁっん・・・おっきいよぉ・・・・・大石の・・・」
奥まで貫かれ、甘い痺れが背筋を通る。
「くっ・・・・英二っ・・・キツイ・・・力抜けっ!!」
大石の息も荒くなる。
「だって・・・できない・・・」
大石は、菊丸が息を詰めないようにキスをした。
長いキスで大石が離れた瞬間深く呼吸をしなければならなくなった。
「英二、いくよ?」
肩で息をしている英二を見ながら深く、強く突く。
「あっ・・・あぁ・・・ひぁっ!!」
快楽の歓喜の声をあげる。
「英二・・・いい?」
突き動かされながら耳元に吐息がかかる。
「はぁ・・・はぁ・・・イッ・・・イイよぉ・・・大石ぃ・・・」
息も途切れ途切れに快感を伝える。
「・・・俺も・・・英二の中・・・すごく、いいよっ」
階段下に卑猥な音が響く。
「大石・・・ぃ・・・もっと、強くして・・・」
自ら淫らに大石を求める。
「んっ・・・」
息を弾ませながら突くスピードがどんどん速く、強くなっていく。
「あんっ・・・んゃっ・・・あぁっ!!」
激しく突かれ、声を抑えようとしても出てしまう。
「英二・・・いくら放課後って言っても誰が来るか分からないから・・・」
そうすまなそうに言うと英二の口に手を当てた。
そして、一層強く英二の一番感じるところを突く。
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