パソコン室
-4-
「ふーん、じゃぁ・・・俺今日帰ったら寝てないとな」
そう言って海堂も桃城をチラッとみて笑った。
「そうだな、否応無しに寝ることにはなるけどな」
含み笑いをうかべた。
「・・・なんだよ?そのヘンな笑みは。ばか」
海堂の顔は心なしか深紅して見えた。
「べぇつにぃ」
意味ありげな笑みを浮かべながらチラっと海堂を見た。
「・・・ムカツク」
ちょっとだけ桃城を睨む。でもすぐフっと笑ってまた前を向いて歩き出した。
ふっと桃城は優しい笑みを一瞬だけ見せた。
いつも帰るときに通る道は昼間にも関わらず静かだった。
「なぁ・・・俺んち親が今日いるんだよ。お前んち行っていい?」
静かな住宅街に声が響く。
「え・・・あぁ今日は誰もいねぇはずだから・・・」
海堂は一瞬動揺したがすぐに返事をした。
「じゃぁ、お前んち行こうぜ」
2人は海堂の家を目指して歩いていった。
「まってて、今なんかもってくる」
部屋へ入って鞄をおいた海堂はすぐにもう一度部屋を出ようと後ろを向いた。
ドンッ
後ろを向いた海堂はドアに押さえつけられた。
「何も持ってこなくいいから・・・しよ?」
海堂の耳に桃城の吐息がかかって、海堂の身体が反応する。
「っ桃・・・ちょっと・・・早すぎる」
ドアに抑え付けられたまま文句をいう。
「だって、もう我慢できない・・・」
海堂の尻に桃城の堅いものを押し付ける。
「ちょ・・・桃っ・・・」
びっくりして振り向くとすぐそこには桃城の顔があった。
振り向いた海堂の唇にすかさず口付ける。
そして、唇の隙間から強引に舌をねじ込み歯列をなぞり舌を絡ませると海堂の
身体から力が抜け落ちた。
「んっ・・・んぅ」
舌を絡ませられ激しい桃城のキスに呼吸もままならない。
ときたま桃城の唾液をコクンとノドを鳴らして飲み込む音がする。
「んぅっ・・・ん!」
足ががくがくし始め立っているのもままならず、桃城にしがみつく。
海堂の唇から離れると、シャツのボタンを外し始めた。
全てボタンを外されて、はだけたシャツからは海堂の鍛えられた素肌が覗いていた。
シャツを脱がすと桃城の顔が、海堂の胸にうずめられた。
桃城は舌先で、海堂の胸の飾りを舐めたり吸ったりして遊びはじめた。
「っはぁ・・・んっ・・・くっやだ・・・桃っ・・・」
必死に足を支えるが快感が次から次に桃城の舌の動きにあわせて襲ってくる。
桃城は舐めながら起用に海堂のズボンとトランクスを一緒に脱がした。
「っやだっぁ・・・桃っ・・・」
海堂は身にまとうものがなくなり恥ずかしさと舌の刺激に瞳一杯の涙を浮かべる。
桃城の頭は海堂の股間に移動した。
海堂は桃城の吐息を自分自身で感じる。
すると桃城は躊躇せず、それを口に含んだ。
根元まで、すべて口にされ生暖かい粘膜に包まれ海堂は
それに蜜が一気に集まるのを止められない。
そして海堂の口に桃城は人差し指を中指とあわせていれて舐めさせる。
「んっ・・・んぅ」
舌と下と両方攻められる海堂。
絶えられず目をきつく閉じるとその反動で涙が溢れ落ちる。
海堂の口から指を抜き取るとその指を後ろのツボミに挿れる。
海堂が舐めた為にすんなり入っていった。
なおも桃城は海堂のモノを舐め続けている。
「あっ・・・はぁっ・・・んっ桃っ・・・もっ」
前と後ろを一気に攻め立てられいる海堂は既に限界が近づいていた。
「薫・・・イきたい?」
桃城の口の中にあったモノが急に離され宙を仰ぐ。
そこは辛そうに先っぽから蜜を垂らしていた。
「やぁっ・・・イきた・・・い・・・」
桃城に訴える。
「いいよ・・・。イって・・・」
それをまた口に含むとさっきよりキツク吸い上げ激しく舐め始めた。
←パソコン室 3 に戻る //
パソコン室 5 に続く→