パソコン室
-5-
「あっんんっ・・・はっ・・・桃っ・・・だめっ・・・あぁぁぁっ」
背中をドアに付けたまま手は桃城の肩を痛いくらいつかみ
桃城の口の中で果てた。
ゴクンとノドを慣らし海堂の吐き出したものを飲み干した。
「うまいね・・・薫の・・・」
からかう様に海堂にささやく。
「はぁっ・・・はぁっ・・・ばかっ・・・飲むなよっ」
頬を赤く染めてうつむく海堂。
「だって薫がキモチよくなった証拠だろ?だったら飲めるって」
桃城はにこっと笑った。
「やめろよ・・・はずかしい・・・」
さらに耳まで真っ赤に染めて桃城から逃げようと押しのける。
「おいっ薫・・・逃げるな!!」
もう一度ドアに押し付けてキスをした。
「今度は、俺の挿れさせて?」
海堂の唇に息がかかる位の距離で言った。
「っば・・・ばかっやだよ!ベッド・・・あるじゃねぇかっ」
顔を一生懸命背けて目をあわせないようにする。
「じゃぁ、ベッド行こうか」
フっと笑うと海堂を抱き上げてベッドに向かった。
ボスッというベッドのスプリングの音が響いて海堂は桃城のお姫様抱っこから開放される。
「薫・・・勃ってる?さっきイったばっかりなのに、もう回復したのか?」
嫌味っぽく喋りながら桃城は指の腹で蜜がたまった先っぽを弄る。
「んぅっ・・・やめっ・・・はぁ・・・あっ・・・っあ」
ベッドの上で拘束されながらも身じろぐ。
「いや?やめようか?」
クスクス笑いながらピタッと手を止めた。
「っえ・・・あっ・・・」
その言葉に思わず息を呑む。
「何?」
意地悪く笑ってみせる。
「・・・なっ・・・」
顔を真っ赤にしながら桃城をニラム。
「ちゃんと言わないと、ずっとこのままほっておくよ?いいの?」
尚も意地悪く笑いながらピンッと海堂のモノを指で弾く。
「っやぁっ・・・あっ」
弾かれ体が大きく反応する。
「あっ・・・や・・・イ・・・かせてっ・・・桃っ」
涙を溜めながら観念したように桃城に懇願する。
ニヤッと嫌な笑いを浮かべる桃城。
「なぁ、イかせて欲しかったら、お願いしてよ。よつんばになって
穴広げて”ココに挿れて”って言ってみな?そうしたら挿れて思う存分
イかせてあげるよ」
「・・・っ・・・」
海堂にとって一番恥ずかしいと思っていた格好だったため言葉を失う。
「しなきゃ、まぁこのままだな。オレはいいけど、薫は・・・なぁ?」
桃城は笑いを堪えている。
「っ・・・なんでっ・・・」
屈辱的な桃城に涙が溢れてくる。
「うわっ!泣くなよ、泣くほどするのイヤなのか?」
涙を見せる海堂に慌てて桃城は抱きしめる。
「やだ・・・そんなのっ」
いきなり抱きしめられ桃城の優しさが体越しに伝わる。
しかしそうされればされるほど、涙が止まらずさらに身体は熱を帯びる一方だった。
「ねぇ・・・言おうよ・・・」
いじわるの笑みを密かに浮かべ海堂の唇に自分の唇を重ねた。
投げ出されていた海堂の腕が息を吹き返して桃城に絡みついた。
同じように唇の裏で唾液と下が絡まりあう。
息ができないほどそれは絡まりあい、溢れた唾液が顎に伝って柔らかな水柱となって下に落ちる。
「うん・・・はぁっ・・・んぅ」
息がまともにできず、海堂の顔は火照りながらも苦しく歪んでいる。
「なぁ・・・イきたい?」
チュ・・・と音を立てながら体中にキスの愛撫を始めた。
「んぅ・・・はぁっ・・・あぁっ・・・もっ・・・桃っ」
海堂の口から嬌声が漏れる。
「薫・・・何がイヤなんだ?ちゃんと言わなきゃわかんないよ」
意地悪な質問を投げかけた。
「やだぁっ・・・あっはぁっ・・・やっ・・・んんっ」
イきたいと言えば苛められるため口に出せない。
しかし欲望は止められない。
「どうしたらいいか分からないから、今日は止めようか?」
パッと海堂の体から離れて制服を着ようとする。
「っや・・・やめな・・・で・・・桃・・・」
いきなり手を離されて中途半端にされた海堂は必死に桃城の腕を掴む。
そんなにやめて欲しくないの?と問うと海堂は必死に目を瞑って頷く。
目の前には濡れた長いまつげが頬の上で震えていた。
深いアイホール、形のしっかりとした眉、その上に掛かる黒い髪。
海堂の可愛い姿、オレはこの光景を目の前で見たかったのではないだろうか。
桃城は海堂に唇を重ねたままでもう一度身体に指を這わせた。
「あっ・・・はぁっ・・・桃・・・」
海堂の肌にはうっすらと汗がにじみ、下へと伝い落ちる。
桃城の手が下の窪みを撫でて、海堂は喘いだ。
桃城はキスを徐々に海堂のモノに近づけていった。
柔らかで濡れた感触を期待して海堂のソレは厭らしく膨らんだ。
肌をなぞる吐息に海堂の身体は反応を続ける。
桃城はいきなり海堂のソレに唇を付けてだらだらと流れていた透明の液を音をたてて吸い込んだ。
海堂は射精してしまったような感覚をおぼえて、ガクガクと腰がゆれた。
「さっき言ったやつしてくれるまで、挿れないからな」
桃城は下から上まで裏筋を舐め上げたかと思うと一気に唇で全部を包み込み、
ノドの奥まで押ししずめた。
←パソコン室 4 に戻る //
パソコン室 6 に続く→